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旅行業界での就労とは・・・

 本日は旅行業界にて就労したエピソードを記載します。

 先ず、私が旅行業界にて就労した理由は1つ。海外の大学にて専攻していたホスピタリティの知識を「活かす」為に就活し、わずか半月で内定を獲得。就労先は大手旅行会社の子会社でした。
 ただ、私が海外から帰国した頃の日本はバブル崩壊後で就職は「氷河期時代」と言われており、就労条件も最低だったことを思い返します。しかしながら、働く為ではなく、私の知識と経験、そして海外で学んだ語学を「活かせる」と云う強い気持ちを持って入社しましたが、その当時の年齢と賃金のギャップが埋まりきらず、わずか1年弱にて退社。
 その後、旅行業界を転々とするが、外的要因(SARS、アメリカ同時多発テロなど)にて退社。その時に考えた事は、「自分の意志で退社するのではなく、外的要因を直接的に吸収してしまうこの業界は今の日本経済において中小の旅行会社では厳しい」ということでした。
   このように、自分の意志ではなく、会社そのものが継続できなくなるような外的要因にて会社を去らなければならないこともある。ということを理解することが必要であると思います。
 企業研究をする上で、「大手が良い」「中小は悪い」と決めつけるのではなく、大中小の大きさに関係なく、その会社がどんな立ち位置で、またどのような取引先があり、どのような収益の柱があるのか?などを研究する事が、人とは異なる企業研究ではないでしょうか?

 「遠慮なければ近憂あり」という諺があるように、視野や考え方を広く、取り組む姿勢を変えなければ何も変わらない事を早い段階で理解することが最重要ではないかと思います。

 INTEGRITYでは、単なる知識を習得する場、また内定獲得だけを目標とする支援事業所でありません。あなたの潜在能力を引き出し、有効的な就活を提供します。